​私は元々結婚を機に退職して、出産後はワンオペ育児に追われる普通の専業主婦でした。

家事や育児に追われて朝から晩まで休む暇もないのに、掃除に手が回らず部屋は汚れ放題。

成長するにつれて自我が芽生えた息子に、イライラして怒鳴る毎日。

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どうしてこんなにイライラするんだろう。

どこかに相談したいのに、こんな気持ちを誰に話せばいいのかもわからない。

いつまでこんな毎日が続くのかと、絶望する日々…。

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そんな時に出会ったのが、感情をノートに書き出すメソッドでした。

​藁をも掴む思いで、とにかくノートに感情を書き出してみました。

 

一人になりたい。いなくなりたい。私はいない方がいい。

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私の心の底にあったのは、大きな無価値感。

自分には価値がないという大きな大きな自己否定でした。

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それは、幼少期の悲しい思い出が原因でした。

妹は可愛いけれど、私はいなくていい存在。母の思う良いお姉ちゃんになれない悔しさ。父の命令に従うしかなかった怒り。

 

こんな過去の癒やされていない感情が、今目の前にいる息子にとっての良い母親になれない罪悪感を感じたり、息子の機嫌に振り回される毎日に怒りを感じる原因だったとわかってきたのです。

 

両親に優しくすることは、自分の負けを認めることだったから、いつも強がるしかなかった自分。

だけどね、本当は私は両親を大好きだったんです。

優しい自分になることを自分に許していなかったのは、私。

今まで蓋をしていた感情を一つ一つノートにぶつけていったら、後に残ったのは本当の心の声。

両親への葛藤が癒やされるにつれて、息子に怒ることも激減していきました。

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「ママ今日は怒らないね」

 

と嬉しそうに笑う息子。

息子と遊ぶのも苦手でしたが、少しづつ楽しめるようになっていきました。

 

そしてノートに書き続けた両親への葛藤からわかったことが、もう一つありました。

それは私の価値観や使命(ミッション)。

私は時間や空間の片付けを通してママが自分の時間を増やすサポートをしていますが、それは過去母が家事に忙しくて遊んでもらえない寂しさが原動力になっていたことに気づいたのです。

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またその寂しさは息子と遊ぶのが煩わしいという負の連鎖にもなっていましたが、その葛藤を癒す学びを深めたり、息子にとって良い教育を模索することが私の優先したい価値観だったこともわかりました。

私は手帳レッスンを通して夢を叶えるメソッドをお伝えしていますが、叶うスピードが早い夢と遅い夢があるのは、この価値観に要因があることもわかりました。つまり親や世間の価値観に影響された夢は行動が伴いにくいので叶うスピードが遅いし、叶っても幸せを感じないかもしれない。でも自分の確信している価値観にプラスになるとわかった夢は、自分に必要な理由が明確なので現実化が早くなる。​価値観とはこうしたいという理想ではなく今現在自分が大切にして行動している事実の中に隠れているもの。すでに毎日の中で一番行動してしまっているものだからこそ、あらゆる豊かさを引き寄せる自分の中心軸となるのです。

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​自分自身や過去を癒すと、選択が変わり目の前の事象も変化していきます。価値がないと思っていた自分がかけがえのない自分なんだと気づいた時、全ての出来事の中に愛を見つけることができます。

 

今子どもにイライラしているのは、あなただけじゃない。

何度も何度も息子がいなくなってほしい、一人になりたいとノートに怒りをぶつけてきた私、誰も助けてくれない泣きたい気持ちをノートにぶつけてきた私だから、それを乗り越えられることも確信できます。孤独なワンオペ育児を、一人で頑張り続けなくても大丈夫。今抱えている葛藤を紐解き、過去や現在そして未来を自分らしく輝かせていきましょう！